通信制高校を探す
進路・将来

学校には行けなかった。でもアルバイトを始めて、家にいる時間が減っていった

#ハハノキモチ #仕事・アルバイト

子どもが不登校になったころ、私が一番怖かったのは今よりも先のことでした。

学校へ行けない。
このまま友達とも離れていく。

その先に仕事をして生活している姿が、
どうしても想像できませんでした。

「いつか社会に出られるのだろうか」

そんなことばかり考えていました。

学校に行けないと、この先も無理だと思っていた

子どもが家にいる時間が長くなるにつれて、私の不安は大きくなりました。

同年代の子は学校へ行き、
友達と過ごし、少しずつ進路を考えている。

それに比べて、うちの子には何が残るのだろう。

当時の私は、学校生活とその先の社会生活をほとんど一本の線で考えていたのだと思います。

学校へ行けなければ、
社会にも出られないのではないか。

目の前の不登校だけでも大変なのに、
まだ起きてもいない何年後かのことまで心配していました。

通信制へ行き、次にアルバイトが始まった

その後、子どもは通信制高校へ進みました。

それだけでも以前とは生活が変わりましたが、
しばらくするとアルバイトも始めました。

最初から「社会に出る練習をしよう」などと
大きな目標を立てていたわけではありません。

ただ、学校へ行く日があり、
今度はアルバイトへ行く日もできた。

以前は家にいる姿をいつも見ていたのに、
少しずつ家にいない時間が増えていきました。

私は、学校へ行けるかどうかばかり気にしていたころとは別の意味で、子どもの予定を把握できなくなっていきました。

三者面談を忘れた日

あるとき、私は学校の三者面談を忘れてしまいました。

不登校だったころの私なら考えられないことです。

学校の予定や連絡には神経をとがらせ、
子どもが今日はどうするのかをいつも気にしていました。

それが、通信制へ行き、アルバイトにも出るようになると、
子どもの存在を以前ほど一日中意識しなくなっていたのです。

三者面談を忘れたのは褒められることではありません。

それでも気づいたとき、
少し不思議な気持ちになりました。

あんなに毎日、子どものことで頭がいっぱいだったのに。

「今日は学校へ行くのか」と気にし続けていた時間が、
いつの間にか減っていました。

気づけば社会人2年目

その後、子どもは高校を卒業し、
今は社会人として働いています。

もう2年目です。

不登校だったころの私にこの話をしても、
たぶん信じられなかったと思います。

もちろん、不登校だった子どもがみんな同じ道を進むとは思っていません。

ただ、私自身はあのころ、
「学校へ行けない」という今の状態だけを見て、
この先まで決まったように感じていました。

実際には、
通信制高校へ行くようになり、
アルバイトを始め、
その先に仕事がありました。

振り返れば、いきなり大きく変わったわけではありません。

家の外へ出る時間が少しずつ増えて、
私が子どもの予定を気にする時間が減っていった。
その積み重ねでした。

今では、不登校だったころに毎日考えていた
「この子は社会に出られるのだろうか」という問いを思い出すことがあります。

あの時点では、その先のことなどまだ分からなかったのだと思います。

編集部の視点:学校以外の場所にも、成長のきっかけはある

学校に行けない時期が続くと、保護者は「この先、働いたり人と関わったりできるのだろうか」と不安を感じることがあります。

参考にした投稿では、友人との交流が減っていくことを心配する声がある一方、通信制高校への進学やアルバイトをきっかけに、子どもの生活が少しずつ変わっていった体験も紹介されていました。

子どもの成長は、学校に毎日通えるようになることだけで測れるものではありません。

自分で予定を立てて外出したり、家族以外の人と関わったり、何かの役割を担ったりすることも、一つの変化です。

アルバイトに限らず、趣味や地域の活動など、本人が興味を持てる場所から社会とのつながりが広がる場合もあります。

もちろん、外へ出ることや働くことを急ぐ必要はなく、それぞれのペースがあります。保護者にとっても、子どもを心配する時間が少しずつ減り、本人に任せられる場面が増えることは、一つの変化かもしれません。

今の登校状況だけで将来を判断するのではなく、日々の暮らしのなかで生まれる小さな変化にも目を向けてみると、これまでとは違う子どもの姿が見えてくることがあります。

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本記事に掲載している情報は、記事執筆時点のものです。日程・費用・制度などは変更される場合があります。最新情報は、各学校・自治体の公式サイト等でご確認ください。

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