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N高等学校(N高)とは?S高・R高との違いと学費、ネット中心で卒業まで学ぶ仕組みを紹介

#学校紹介

通信制高校を調べていると、N高の名前を目にすることが多いかもしれません。気になって調べ始めると、「ネットの学習だけで、本当に卒業まで続けられるのか」「S高やR高とは何が違うのか」と、次々に疑問が出てくる人もいるでしょう。

N高等学校・S高等学校・R高等学校は、学校法人角川ドワンゴ学園が運営する通信制高校です。

日々の学習はネットで進め、複数のメンター(学習や進路を支える教育スタッフ)に相談しながら、通学しないネットコースから週5日通うコースまで、自分に合う通い方を選んで高校卒業を目指せます。3校はコースや学び方、学費が同じで、違うのは原則として在学中に一度参加する本校スクーリングの場所と日程です。

この記事では、3校の違いから、卒業までの学び方、コースと学費、卒業後の進路までを紹介します。

N高等学校に興味をもったら、最初に知っておきたいこと

N高等学校・S高等学校・R高等学校は、3校で共通の方針のもとで運営されている「ネットの高校」です。3校をあわせて「N高グループ」と呼びます。

「主体的に行動できる人材」を育てる3校共通の方針

「個性を将来へつなげる場所が、N高グループ」

当学園は主体的に行動できる人材の養成を目指します。机の上だけで学ぶ勉強だけでなく、自由な発想で考え主体性を持って問題に取り組む力となるのは総合力です。インターネットが社会に広がり、私たちの生活は大きく変わりました。世界中の情報が誰でも簡単に手に入ります。しかし、情報そのものだけでは価値は生まれず、その情報を元に自分なりに考え動ける人材が価値を生み出せるのです。総合力を礎に個性という独自性が付加価値となります。当学園では、総合力を身に付けるために、教養・思考力・実践力の 3 つを学びます。

【出典】
N高等学校「3つの方針」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「N高グループの概要」

「机の上だけで学ぶ勉強だけでなく」という考え方は、学び方の仕組みにも表れています。高校卒業に必要な必修授業のうち、日々のネット学習は、時間と場所に縛られずに自分のペースで進めます。

そうして生まれた時間を、大学受験の対策やプログラミング、職業体験など、自分の興味や将来につながる課外の学びに使えるのが、3校に共通する特徴です。冒頭の「個性を将来へつなげる」という言葉は、こうした時間の使い方に表れています。

KADOKAWA・ドワンゴがつくった「ネットの高校」

N高グループは、KADOKAWAとドワンゴがつくった「ネットの高校」です。2016年4月のN高等学校の開校から始まり、のちにS高等学校とR高等学校が加わりました。

ICT(情報通信技術)のツールを日常的に使うのが特徴です。

ツール使い方
ZEN Study(学習アプリ)映像授業を受け、レポートを提出する
Slack(チャットツール)メンターや友だちとやり取りする
Zoom(ビデオ会議)メンターとの面談や、オンラインでの授業
VR機器・AI(人工知能)VR機器やAIを使った授業がある

ネットで学ぶ時間を、好きなことと仲間づくりに広げる

N高グループが特に力を入れている取り組みに、ICTを使って日々のネット学習を効率よく進め、空いた時間を好きなことや仲間づくりに使えるようにすることがあります。

  • ネットで学ぶ:大学受験講座、プログラミング、語学など
  • 体験する:職業体験、留学プログラムなど
  • 仲間と取り組む:eスポーツ部や投資部、起業部などのネット部活、同好会、バーチャル空間での交流会
  • リアルで会う:スクーリングや文化祭で、ネットでつながった友だちと実際に会える

どれに参加するかは、自分の興味や目標に合わせて選べます。

気になることがあれば、下のボタンから読みたい項目へ進めます。

\3校共通のコースや学び方を、公式サイトでまとめて確かめられます/
パンフレットと募集要項は、資料請求をすると無料で届きます。

N高・S高・R高は学び方も学費も共通、違いは本校スクーリングの場所

N高・S高・R高の違いは、本校スクーリングの会場と日程です。コースの内容や学び方、学費に違いはありません。まずは基本情報を確認しておきましょう。

基本情報:学校の概要

項目内容
区分通信制高校(私立)
運営学校法人角川ドワンゴ学園
開校N高等学校:2016年4月
S高等学校:2021年4月
R高等学校:2025年4月
本校所在地N高等学校:沖縄県うるま市
S高等学校:茨城県つくば市
R高等学校:群馬県桐生市
拠点リアルキャンパス:全国100か所以上
オンラインキャンパス:自宅から参加

基本情報:通い方・入学・費用

項目内容
登校頻度ネットコース:キャンパスへの通学なし
週5・週3コース、週1+コース:リアルかオンラインのキャンパスに通う
※スクーリングは全コースで参加
スクーリング1・3年次:全国拠点で7〜8日
2年次:本校で4〜5日+全国拠点で4〜5日
※標準履修の場合。全国拠点の日数は期末のテストを含む
入学時期・転入編入入学:4月・7月・10月・1月の年4回(編入学と、週5・週3・週1+コースへの転入学も同じ)
ネットコースへの転入学:随時(1・2年次は1月まで、3年次は12月まで)
出願できる地域公式サイトで確認
※海外に住んでいる場合は、出願前に問い合わせが必要
学費ネットコース(普通科)1年次:73,000円(就学支援金の支給見込額を差し引いた額)
差し引く前:373,000円
通学するコース:別にコースの学費がかかる
※2027年度

3校のどれを選んでも、受けられる授業やサポートは同じです。違いが出るのは、本校スクーリングの場所と日程です。

項目N高等学校S高等学校R高等学校
本校沖縄伊計本校(沖縄県うるま市)茨城つくば本校(茨城県つくば市)群馬桐生本校(群馬県桐生市)
本校スクーリングの日程4泊5日3泊4日3泊4日
指定集合場所那覇空港つくば駅高崎駅

スクーリングは、どのコースでも毎年参加する

スクーリングは、学校などに集まって受ける対面の授業で、高校卒業に必要な必修授業の一つです。ネットコースだけでなく、通学する週5・週3・週1+コースの生徒も、毎年参加します。

1年次と3年次は、全国拠点でスクーリングを受けます。

  • 日数:スクーリングと期末のテストを合わせて7〜8日程度(標準的な履修の場合。履修する科目や、転入学・編入学かどうかによって変わることがある)
  • テスト:スクーリングとは別に、期末に1〜2日程度、全国各地の指定された会場で受ける
  • 会場:北海道北広島、ところざわサクラタウン、名古屋千種、江坂、福岡博多の各キャンパス
  • 参加が難しいとき:一部をオンライン授業で受講できる場合がある

本校スクーリングは、在学中に一度、泊まりがけで参加する

在学中に1回以上、在籍する学校の本校で行われるスクーリングに参加します。時期は原則として2年次で、3年次に転入学・編入学した場合は3年次です。2年次は、本校スクーリングに4〜5日参加し、全国拠点でのスクーリングと期末のテストを合わせて4〜5日程度です。

本校スクーリングは宿泊が基本です。授業のほかに、それぞれの地域の文化や産業に触れる課外活動もあります。参加費用は年度によって異なりますが、6万円〜7万円程度になることが多く、学費とは別にかかります。

  • 参加費用に含まれるもの:現地での学習・活動費、指定集合場所から本校までの往復の移動費、宿泊と食事の費用
  • 別にかかるもの:自宅から指定集合場所までの交通費

3校で学べる内容は同じなので、どの学校にするか迷ったときは、本校への行きやすさが一つの目安になります。本校の近くに住む人を主な対象にした、宿泊なしのスクーリングもあります。

本校に行くのが難しいときは、ほかの会場で参加できる場合がある

住民税非課税世帯・生活保護世帯の場合や、医師の診断で本校への参加が難しい場合は、申請すると本校以外の会場での参加が認められることがあります。該当しそうな場合は、入学前の相談で確かめておくと安心です。

N高グループの最新トピック(2026年10月時点)

2027年4月には、和歌山県で初めてのリアルキャンパスが開設されます。2026年3月に卒業した生徒の進路実績もまとまり、2027年4月入学の出願も始まっています。

2027年4月、和歌山キャンパスが開設予定

2027年4月に、和歌山県で初めてのリアルキャンパスとなる和歌山キャンパスが開設されます(2026年9月7日発表)。

項目内容
開設2027年4月
場所和歌山市黒田(JR和歌山駅から徒歩2分)
対象のコース週5・週3・週1+コース
定員80名

和歌山県やその周辺に住んでいて、キャンパスに通う形を考えている人にとっては、選べる通い方が増えることになります。開設の準備中のため、キャンパスの見学はまだできません。

2026年3月卒業生の進路決定率は94.24%

2026年3月に卒業した生徒の進路決定率は94.24%でした(2026年7月9日発表)。大学の合格者数は、国公立大学が205名、医学部医学科が25名、海外大学が379名です。

進路の内訳や、大学の合格実績は「N高グループから大学進学は目指せる?進路サポートと2026年の実績」で紹介します。

2027年4月入学の出願が始まっている

2027年4月入学の出願は、2026年9月17日から始まっています。出願期間は6つに分かれていて、出願期によって受け付ける入学区分が違います。新入学と編入学は第1期〜第4期、転入学は第3期〜第6期です。

出願期受け付ける入学区分出願期間
第1期新入学・編入学2026年9月17日〜10月20日
第2期新入学・編入学2026年10月23日〜11月24日
第3期新入学・転入学・編入学2026年11月27日〜2027年1月5日
第4期新入学・転入学・編入学2027年1月8日〜2月9日
第5期転入学2027年2月12日〜3月2日
第6期転入学2027年3月5日〜3月16日

リアルキャンパスに通うコースを選ぶ場合は、出願期ごとに決まった日程で入学試験を受けます。なお、年度の途中にネットコースへ転入学する場合は、この出願期間とは別に随時受け付けています(入学したい月の1か月前が出願の目安)。

最新の日程と受付対象は、公式サイトの入学案内と2027年度生徒募集要項で確認してください。

オープンキャンパスと個別相談

N高グループでは、全国のキャンパスやオンラインで、オープンキャンパスや学校説明会、個別相談会、授業の体験会などを開いています。

種類内容
オープンキャンパス学校説明会、在校生のスピーチ、キャンパス見学。希望すると個別相談やVRの体験もできる。本人と保護者が一緒に参加できる
オンライン説明会自宅から参加できる
個別相談会スタッフに直接相談できる。オンラインはビデオ通話で、1時間程度

日程は、公式サイトのオープンキャンパスのページで、参加したい地域を選んで探せます。通信制高校コンパスでも、全国の通信制高校のオープンキャンパス・説明会の日程をまとめています。

\キャンパスの雰囲気やネットでの学び方を、オープンキャンパスで確かめられます/
オープンキャンパスは、本人と保護者が一緒に参加できます。

ネットで一人でも卒業まで続けられる?レポート・テストとメンターのサポート

ネットで学ぶ学校と聞くと、「一人だと怠けてしまいそう」「分からないところを誰に聞けばいいのか」と不安に感じる人もいるでしょう。

N高グループでは、毎日の学習はネットで自分のペースで進めますが、進み具合はメンターと共有されていて、困ったときに相談できる相手がいます。

卒業に必要なのは、レポート・スクーリング・テストの3つ

高校卒業に必要な必修授業は、ネット学習(映像授業とレポート)、スクーリング、テストの3つです。科目ごとに単位をとるには、次のすべてを満たす必要があります。

  • 科目ごとに必要なレポートを、期日までにすべて提出している
  • スクーリングの必要な時間数を満たし、すべて出席している
  • テストで合格基準点以上を取っている
  • 評定(成績評価)が2以上である
  • 必要な提出物をすべて提出している
  • その年度の学費・諸費用を納めている

そのうえで卒業するには、次の要件も満たす必要があります。

  • 3年以上在籍している
  • 合計74単位以上を修得している
  • 必履修科目をすべて履修している
  • 特別活動の必要な時間数を満たしている

転入学・編入学の場合は、前の高校での在籍期間や修得した単位が加味されることがあります。

映像授業とレポートは、ZEN Studyで期日までに進める

日々のネット学習では、学習アプリ「ZEN Study」で映像授業を受け、そのまとめとしてレポートを提出します。パソコンやスマートフォン、タブレット、VR機器を使い、いつでもどこでも学べます。レポートはオンラインで入力するので、郵送する必要はありません。

ただし、自分のペースで進められる分、レポートには提出期日があります。特に時間割のないネットコースでは、いつ、どの科目を進めるかを自分で決めて、期日に間に合わせる必要があります。

レポートが不安なら、有料の講座で手助けを受ける方法もある

一人でレポートを進められるか心配な場合は、有料の「+ONE授業」(チケット制で追加できる授業)で用意されている「レポート支援講座」を受ける方法もあります。教科書や授業の動画を見ただけではレポートを進めるのが不安な人に向けた講座で、講師が一人ひとりの学習スタイルに合わせてサポートします。

複数のメンターが進み具合を見て、面談で相談にのる

N高グループでは、所属するコースにかかわらず、すべての生徒に複数のメンターがつきます。日々の学習の進み具合を確認し、ビデオ会議システムで定期的に個人面談を行って、学習や生活、進路の話をします。

メンターのほかにも、相談したいことに合わせて頼れる相手がいます。

相談したいこと相談先
学習の進め方、生活、進路メンター。電話やメール、Slack、Zoomなどで相談できる
学習やスクールライフのやる気を保つこと(週5・週3・週1+コース)TA(ティーチング・アシスタント)。メンターと一緒に生徒に伴走する
心身の健康、体調や生活の変化と学習の両立専門のスクールカウンセラー
学習ツールの設定専門のテクニカルサポート

カウンセラーは相談内容を厳重に管理していて、本人の許可なく、メンターを含めた第三者に伝わることはありません。メンターに話しにくいことも、相談しやすい仕組みです。

保護者も、学習の状況をアプリで確認できる

N Lobbyは、学習の進み具合や成績、学校からのお知らせを確認できる、生徒と保護者向けのポータルサイト・アプリです。

保護者は専用のアカウントでログインし、学校からのお知らせや学習の状況を確かめられます。保護者を交えた三者面談もあり、学習・生活・進路について話し合えます。

ネットで学ぶと、子どもが毎日どのくらい進めているのか、保護者からは見えにくいかもしれません。保護者用のN Lobbyと三者面談は、家での学習の様子をつかむ手がかりになります。

実際にどのくらい卒業している?2026年の卒業率

入学したあと、どのくらいの生徒が卒業しているのかは、続けられるかを考えるうえでの目安になります。

指標数値
3年次を迎えた生徒の卒業率※199.02%
入学から3年で卒業した割合※286.99%
転学・退学した生徒を除いた卒業率※393.15%

※1 1・2年次に必要な単位を取得し、3年次を迎えた生徒の卒業率(2026年3月31日時点、学校法人角川ドワンゴ学園調べ)
※2 2023年度に入学し、2026年3月に卒業した生徒の割合(同上)
※3 ※2から、転学・退学した生徒を除いた場合の卒業率(同上)

学校を比べるときは、卒業率が何人を元にした数字かも確かめてみてください。

ネットコースと週5・週3・週1+コース、どれを選ぶ?3年間の学費の目安

N高グループでは、通学しないネットコースから週5日通うコースまで、登校の頻度を選べます。通学するコースでは、通う場所もリアルとオンラインから選べます。

どれを選ぶかで、学校生活の過ごし方と学費が大きく変わります。

3つのコースと、通う場所の選び方

2026年4月から、コースは「ネットコース」と「週5・週3コース」「週1+コース」に再編されました。どのコースでも、必修授業の内容と、卒業までに必要な学習は同じです。

コース通い方入学の選考
ネットコース日常的なキャンパスへの通学はなし。好きな時間にネットで学習する(スクーリングには参加する)書類選考
週5・週3コース週5日または週3日、キャンパスに登校し、メンターのサポートを受けながら友だちと一緒に学ぶオンラインキャンパスは書類選考。リアルキャンパスは筆記試験と面接試験(グループワークを含む)
週1+コース週1日通学する。リアルキャンパスでは、平日の放課後なら授業のない日も通える同上
※週5・週3・週1+コースは、入学時点で20歳未満の人が出願の対象です。

週5・週3コースと週1+コースでは、通う場所を2つから選べます。リアルキャンパスは全国100か所以上にあり、友だちやメンターと対面で学びます。オンラインキャンパスは、自宅からオンラインで授業に参加する形です。

どちらを選ぶかは、次のような状況が目安になります。

  • オンラインキャンパス:近くにキャンパスがない、人の多い場所が苦手、体調に波がある
  • リアルキャンパス:決まった時間に家を出て通う生活をつくりたい

リアルキャンパスに通う場合は、2026年4月からJRの通学定期券も使えるようになりました。対象の連絡定期券の区間でも使えます。手続きは入学後に案内があり、入学前に通学証明書は発行できません。

入学後も、コースや通学日数は変えられる

ネットコースから週5・週3・週1+コースへは3か月ごと、週5・週3・週1+コースからネットコースへは6か月ごとに変えられます。通学する日数の変更は3か月ごとです。

友だちとつながる場は、コースを問わずある

ネットコースだと友だちができないのでは、と気になるかもしれません。N高グループには、コースにかかわらず参加できる交流の場があります。

交流の機会できること
Slack地域や趣味など、目的ごとのチャンネルに自由に参加できる。ネットコースのホームルームもSlackで行う(任意参加)
ネット部活・同好会主にネットで活動する部活。eスポーツ部、投資部、起業部など。特別顧問による指導もある
イベントネット遠足や文化祭など。参加は任意
スクーリング全国拠点や本校で、ネットでつながった友だちと実際に会える

参加するかどうかは自分で選べるので、まずはSlackで趣味のチャンネルをのぞいてみる、という始め方もできます。

ネットコースの学費は、就学支援金の支給見込額を先に差し引くと1年次73,000円から

学費は、次の2つを合わせた額です。

  • ネットコースの学費(単位制・通信制課程の学費):全員にかかる
  • コースの学費:週5・週3・週1+コースを選んだ場合に加わる

ネットコースの学費は、学び方を「普通科」と「普通科ベーシック」のどちらにするかで変わります。

学び方内容授業料
普通科VRやAIを使った授業がある。VR機器が貸与される1単位12,000円
普通科ベーシック映像授業が中心1単位7,200円

就学支援金の支給見込額を差し引いた額は、どちらも同じです。差し引く前の額は、授業料の分だけ違います。

年次差し引いた後※1普通科※2普通科ベーシック※2
1年次73,000円373,000円253,000円
2年次63,000円363,000円250,200円
3年次63,000円363,000円235,800円
3年間199,000円1,099,000円739,000円
※1 就学支援金の支給見込額を差し引いた額。普通科・普通科ベーシック共通
※2 就学支援金の支給見込額を差し引く前の額
※3 2027年度の学費モデル。普通科は各年次25単位、普通科ベーシックは1年次25単位・2年次26単位・3年次24単位を履修した場合。入学金10,000円は1年次のみ

就学支援金(高校の授業料負担を軽減する国の制度)は、2026年度から所得制限がなくなりました。国内に住んでいることや国籍・在留資格、在学期間などの要件を満たせば、原則として対象になります。表の「差し引いた後」の額は、この支援金の支給見込額を、はじめから授業料から差し引いたものです。

転入学・編入学の場合は、この差し引きがなく、入学時に全額を納めます。対象になる場合は、あとから支援金が戻ります。前の高校での在学期間や履修登録単位数によっては、減る、または受けられないこともあります。

通学するコースを選ぶと、その分の学費が加わる

週5・週3コース、週1+コースを選ぶ場合は、ネットコースの学費に加えて、コースの学費がかかります。コースの学費は、就学支援金の対象になりません。

費目週5 リアル週5 オンライン週3 リアル週3 オンライン週1+ リアル週1+ オンライン
入学金100,000円22,000円100,000円22,000円50,000円22,000円
授業料600,000円600,000円440,000円456,000円160,000円180,000円
施設設備費250,000円なし185,000円なし80,000円なし
セキュリティーソフト代5,000円5,000円5,000円5,000円5,000円5,000円
ネットコースの学費※173,000円73,000円73,000円73,000円73,000円73,000円
入学初年度の合計※21,028,000円700,000円803,000円556,000円368,000円280,000円
※1 就学支援金の支給見込額を差し引いた額。転入学・編入学の場合は差し引きがないため、この額と合計は変わる
※2 2027年度。税込み

学費のほかに、次のような費用がかかります。

  • パソコン:通学するコースでは、推奨スペック以上のMacBookシリーズが必要(推奨機種のMacBook Airは約16万円)。ネットコースはスマートフォンかタブレットで学べるが、受ける授業によってはパソコンが必要
  • 本校スクーリング:参加費用は6万円〜7万円程度になることが多い。このほかに、自宅から指定集合場所までの交通費
  • 出願時の費用:入学検定料5,000円。通学するコースに出願する場合は、リアルキャンパスで15,000円、オンラインキャンパスで5,000円が別にかかる
  • +ONE授業:受けたい人だけ、チケット代がかかる
\コースとキャンパスの組み合わせごとの学費は、募集要項で確かめられます/
入学は4月・7月・10月・1月の年4回です。ネットコースへの転入学は随時受け付けています。

N高グループから大学進学は目指せる?進路サポートと2026年の実績

通信制高校から大学に行けるのか、気になるところです。N高グループでは、1年次から進路について考える授業があり、大学受験の対策も、ZEN Studyの講座や有料の個別指導など、目的に合わせて選べます。

1年次から進路学習があり、面接練習や書類の添削も受けられる

進路のサポートは、1年次から始まります。

  • 進路学習:全員が1年次から必修で受ける、進路について考える授業
  • 個別サポート:メンターとの進路相談、保護者を交えた三者面談、志望理由書・履歴書の添削、面接練習。ネットコースやオンラインキャンパスの生徒はビデオ会議で、リアルキャンパスの生徒は対面で受ける
  • 進路授業:週5・週3、週1+コースで、小論文や面接の対策などを年次に合わせて行う

学校推薦型選抜(指定校推薦)の枠も、複数の大学などから受けています。枠の数や対象の大学が気になる場合は、個別相談で確かめてみてください。

大学受験や海外進学は、ZEN Studyの講座やN塾などで準備できる

学力や志望校に合わせて、次の方法を組み合わせられます。

方法内容
ZEN Studyの大学受験講座6教科29科目。ベーシック・スタンダード・ハイレベルの3段階から、学力に合わせて選べる
Class H難関大学を目指す生徒のコミュニティ
N塾(有料)※大学受験対策や基礎学力の向上などに対応する個別指導塾。個別ティーチングや個別コーチングなどのコースがある
N高グループ国際部2026年7月に設立。海外の大学や国際交流に関心がある人向けに年50以上のプログラムがあり、全生徒が参加できる。海外研修は学園が費用の一部を負担

※個別ティーチングは、N高グループ生の場合、週1回で月額26,400円から。別に管理費3,300円、入会金26,400円

2026年3月卒業生の進路と合格実績

2026年3月に卒業した生徒の進路決定率は94.24%でした。

進路割合
大学等進学※143.24%
専門学校他※223.14%
就職11.22%
アルバイト等8.66%
浪人7.09%
留学0.88%
進路未定5.52%
その他0.24%
進路決定率※394.24%

※1 大学、短期大学、大学・短期大学の通信教育部へ進学した者、または進学しかつ就職した者
※2 専門学校(専門課程・一般課程)・高等学校(専攻科)・公共職業能力開発施設・各種スクール等
※3 卒業生のうち「進路未決定」「その他」を除く、進路が確定している生徒の割合。2026年3月31日に卒業した4月生(11,476名)を元に計算(2026年5月19日時点、学校法人角川ドワンゴ学園調べ)

大学への合格は、国公立大学や難関私立大学のほか、海外大学にも広がっています。

区分合格者数
東京大学・京都大学6名(東京大学3名、京都大学3名)
国公立大学※4205名
医学部医学科25名
早稲田大学・慶應義塾大学91名
GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)325名
関関同立近(関西・関西学院・同志社・立命館・近畿)467名
海外大学379名

※4 旧帝大、東京大学の合格者を含む
※国内大学は2026年5月19日時点、海外大学は2026年6月3日時点。N高等学校・S高等学校・R高等学校の合計。生徒・卒業生からの申告にもとづく集計で、1人で複数の大学・学部・学科に合格した場合は、それぞれ合格者として数えている(学校法人角川ドワンゴ学園調べ)

合格者数は3校の合計で、3万人を超える生徒が在籍する規模での数字です。数の多さだけで判断せず、自分の志望に合う準備の手段(上の講座やN塾など)があるかに目を向けてみてください。

学校に通えなかった時期がある生徒は、N高グループでどう変わった?

N高グループに入学する前の状況はさまざまです。学校に通えなかった時期や、病気で登校が難しくなった経験がある生徒3人は、入学後にどう変わったのでしょうか。

CASE1:中学で通えなかった時期から、週5日キャンパスに通えるまでに

1年生|名駅キャンパス・週5コース|中学で2年ほど学校に行けない時期があった

この生徒は、中学校の2年間ほど、学校に行けない時期がありました。N高に入学したときの目標は、登校することでした。

週5コースでキャンパスに通い始めると、外に出られるようになり、やればできると自信を持てるようになったといいます。コミュニケーションの力もつき、探究型の授業「プロジェクトN」では企画づくりを経験しました。韓国語の学習という、やりたいことも見つけています。

【出典】
N高等学校・S高等学校・R高等学校 名駅キャンパスのブログ

CASE2:病気で全日制を離れ、ネットコースで勉強と野球を両立

2年生|ネットコース|小学6年生から4年間不登校、全日制高校で難病を発症

この生徒は、小学6年生から4年間、学校に通えませんでした。その後、野球の推薦で全日制高校に進学し、寮生活を始めましたが、休校で実家に戻ったときに難病を発症し、登校が難しくなりました。

N高のネットコースに移ってからは、「いつ勉強してもいいということで気持ちがラクになりました」と話しています。

「野球の練習をしているときに、同級生の人たちは学校に行って授業を受けている時間だと考えると、自分はその時間を使って練習に打ち込めているので、時間を有効に使えていると感じます。」

【出典】
N高等学校・S高等学校・R高等学校 公式ブログ

CASE3:いじめ・不登校の経験を、研究と資格取得につなげた

S高等学校 2年生|水戸キャンパス|いじめ・不登校の問題に直面した経験がある

この生徒は、過去に自分自身がいじめ・不登校の問題に直面した経験から、その解決に向けた研究活動に取り組んでいます。

1年次に行政書士の資格を取得し、課外活動のN/S高政治部では、政治家との意見交換や政策提言にも参加してきました。今は、政治家や弁護士、自治体、専門家などと個人で意見交換をしながら、いじめ・不登校の問題に向き合っています。

「高校生として経験者の立場から声を上げることで、社会の関心を集め、いじめや不登校の問題の解決に向けた社会的な動きを促すことができるのではないかと考えています。」

【出典】
N高等学校・S高等学校・R高等学校「お知らせ」

3人に共通するのは、そのときの自分に合う通い方を選べたこと

週5日のキャンパス通いで外に出る自信をつけた人、ネットコースで勉強と練習の時間を両立した人、自分の経験を研究や資格取得につなげた人。通い方も変わり方も違いますが、3人とも、そのときの自分の状況に合う通い方を選び、空いた時間を自分の目標に使っています。

入学する前に通学や勉強に不安があっても、今の自分に合う通い方を選んで、少しずつできることを増やしていく道があります。

N高グループを検討するときに確認したいこと

N高グループは、ネットで学ぶ仕組みと、選べるコース、メンターによるサポートに特徴がある学校です。

一方で、レポートは期日までに自分で進める必要があり、在学中には泊まりがけの本校スクーリングもあります。通学するコースを選ぶと、学費も大きく変わります。

ネット中心の学び方が合いやすい人と、慎重に考えたい人

合いやすい人

  • 自分のペースで学習を進めたい、学ぶ時間帯を自分で決めたい
  • 空いた時間を、好きなことや目標に向けた活動に使いたい
  • ネットでのやり取りに抵抗が少なく、オンラインで人とつながることも楽しめそう

慎重に考えたい人

ネットコースだけで決めると、続けにくい場合があります。その場合も、ほかの通い方やサポートを組み合わせる方法があります。

こんな人は選び方
決まった時間に、先生や友だちと学ぶほうが続けやすい週5・週3コース(リアルかオンラインのキャンパス)
自分で計画を立てて、期日までにレポートを進めるのが苦手週1+コースで進み具合のサポートを受ける、レポート支援講座を受ける
人の多い場所に通うのが不安通学するコースを、オンラインキャンパスで選ぶ
泊まりがけの本校スクーリングに参加するのが難しい経済的な事情や医師の診断がある場合は、ほかの会場で参加できることがある。入学前に相談する
通学するコースも考えたいが、学費の負担が大きいネットコースを中心にして、必要なサポートだけを+ONE授業で足す

資料請求や個別相談で確認したいこと

資料請求や個別相談では、次のことを確かめておくと、入学後の様子をイメージしやすくなります。

学び方とサポート

レポートの提出期日はどのくらいの間隔で来るか。遅れそうなときに、どんなサポートがあるか

メンターとの面談の頻度と、相談の方法

通い方とスクーリング

3校のうち、どの学校の本校スクーリングが行きやすいか。指定集合場所までの交通費はいくらか

通えるキャンパスがあるか。リアルキャンパスの場合は入学試験の内容

費用

希望するコースとキャンパスの組み合わせで、3年間の学費の合計はいくらか

転入学・編入学の場合、就学支援金が支給される時期と、入学時にいったん納める学費の額

入学を決める前に、もう一度考えたいこと

自分に合うかどうかは、キャンパスの雰囲気やメンターとの相性も含めて、オープンキャンパスや個別相談で確かめられます。

学校の知名度や生徒数で決めるのではなく、自分が無理なく続けられる通い方と、納得できる費用で学べるか。N高グループを検討するときは、その点を資料や相談で確かめてみてください。

\確認したいことを、資料と個別相談で一つずつ確かめてみませんか/
個別相談は、キャンパスとオンラインのどちらでも申し込めます。

【出典一覧】
N高等学校・S高等学校・R高等学校 公式サイト
N高等学校・S高等学校・R高等学校「私達の魅力」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「ネットコース」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「資料請求」
学校法人角川ドワンゴ学園「法人概要」
N高等学校「沖縄伊計本校」
S高等学校「茨城つくば本校」
R高等学校「群馬桐生本校」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「コース紹介」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「2026年4月からのコース再編のお知らせ」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「スクーリング」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「キャンパス」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「入学案内」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「よくある質問」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「2027年度 生徒募集要項」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「和歌山キャンパス開設のお知らせ」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「2026年 進路実績」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「オープンキャンパス」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「イベント・説明会のお申し込み」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「オンライン個別相談会」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「ネット学習」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「必修授業」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「ZEN Study」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「週5・週3コース」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「+ONE授業」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「入学試験について」
N高等学校「3つの方針」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「週1+コース」
文部科学省「高等学校等就学支援金制度に関するQ&A」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「ICTツール」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「課外授業」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「イベント」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「進路サポート」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「大学受験」
N塾「個別ティーチングコース」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「N高グループ国際部の設立」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「コラム:指定校推薦」
N高等学校・S高等学校・R高等学校「合格実績」

本記事に掲載している情報は、記事執筆時点のものです。日程・費用・制度などは変更される場合があります。最新情報は、各学校・自治体の公式サイト等でご確認ください。

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