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通信制高校を卒業。「親が何とかする」時期を終えてもいいのか

#ハハノキモチ #仕事・アルバイト

STORY

3年間の不登校を経て、娘は通信制高校を卒業しました。卒業式を迎えたとき、うれしさと同時に私の中にあったのは「ここまで来た」という大きな安堵でした。ところが卒業後、娘は人と関わることへの怖さからアルバイトにも踏み出せず、時間だけが過ぎていきます。また親が何とかするべきなのか。それとも、もう本人の人生として任せてもいいのか。不登校の間ずっと娘を気にかけてきた私が、少しずつ自分の生活へ戻ろうとするまでの体験です。

この記事について

この記事は、ママスタコミュニティの投稿者による実体験を参考に制作したフィクションです。登場人物や出来事、会話、時系列などは読み物として再構成しており、特定の一人の投稿者の体験を再現したものではありません。

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娘には3年間、不登校の時期がありました。

その後、通信制高校へ進み、
ようやく卒業までたどり着きました。

卒業式を終えたとき、私は心の底からほっとしました。

もちろん、娘が卒業できたことはうれしかった。
でもそれ以上に、「私もここまで来たんだ」という気持ちが大きかったように思います。

娘のことを考え続けた数年間

不登校になってからは、娘のことで頭がいっぱいでした。

今日はどうするのか。
学校とはどう連絡を取るのか。
この先はどうなるのか。

通信制へ進んでからも、
ちゃんと卒業できるのかはずっと気になっていました。

本人の人生なのだから、親が全部背負うものではない。
それは分かっていても、
子どもが動けない時期にはどうしても親が先のことまで考えます。

娘の様子ひとつで、私の気分まで変わる。
そんな生活が長く続いていました。

だから卒業は、
娘だけでなく私にとってもひとつの区切りでした。

もう毎日のように学校のことを気にしなくてもいい。
そのことに、思っていた以上に安心しました。

卒業したのに、次が始まらない

ところが、卒業すればそのまま次へ進めるわけではありませんでした。

娘は人と関わることにまだ怖さがあるようで、
アルバイトにもなかなか踏み出せませんでした。

もうすぐ一年。

周りの同年代が進学したり働いたりしているのを見ると、やはり気になります。

せっかく高校を卒業したのに、
このままでいいのだろうか。

また私が仕事を探したほうがいいのか。
何か外へ出るきっかけを作ったほうがいいのか。

不登校だったころと同じように、
私はまた娘の代わりに動きそうになりました。

親が用意したときには動かなかった

それでも、ここまでのことを思い返すと、
娘が大きく動いたのは私がお膳立てしたときではありませんでした。

こちらが「これならどう?」と用意しても、
その気になれないときは動かない。

反対に、本人の中で「やってみよう」と思えたときには、
それまで止まっていたように見えたものが動くこともありました。

それなら今回も、
私が先に答えを作るのではなく、
娘のタイミングを待ってもいいのではないか。

そう考えるようになりました。

もちろん、待っていれば何の不安もないわけではありません。
他の家と比べてしまうこともあります。

それでも今は、「早く何かしなさい」と急かすより、
のんびりでも本人が動けるときを待っています。

娘は娘、私は私の生活へ

通信制高校を卒業したからといって、
娘のこれからが全部決まったわけではありません。

まだ心配なことはあります。

でも、卒業を境に私は「これからも私が何とかし続けなければ」と考えるのを少しずつやめました。

娘は娘の人生を生きていく。

私は、必要なときには話を聞く。
でも、先回りして全部を用意するところまではしない。

そして私自身の時間も大切にする。

不登校になってから、
長い間できなかったことでした。

卒業後の道はまだはっきりしていません。
それでも今は、
娘が動き出すのを見張るように待つのではなく、
私も自分の生活をしながら待とうと思っています。

編集部の視点:高校卒業後、親子の関わり方も少しずつ変わっていく

通信制高校を卒業しても、すぐに進学や就職へ進めるとは限りません。

参考にした投稿では、不登校を経て高校卒業を迎え、ひと区切りついたと感じる一方、卒業後もなかなか動き出せない子どもを前に、再び親が何とかするべきか悩む声が見られました。

卒業後の進み方や、新しい環境に踏み出すタイミングは人それぞれです。

人と関わることへの不安が残っている場合もあり、周囲が仕事や進路を用意しても、本人がすぐに行動できるとは限りません。

急いで答えを出そうとするより、本人が何に不安を感じているのか、どのようなことなら始められそうかを、無理のない範囲で一緒に考える方法もあります。

必要に応じて、地域の若者向け相談窓口など、家庭以外の支援を頼ることもできます。

また、子どもを見守ることは、保護者が自分の生活を後回しにし続けることではありません。本人の選択を尊重し、困ったときには相談に乗りながら、保護者自身も仕事や趣味、日々の暮らしに目を向けていく。

高校卒業という節目は、これまでの支え方を見直し、親子それぞれの時間を取り戻していくきっかけにもなるでしょう。

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本記事に掲載している情報は、記事執筆時点のものです。日程・費用・制度などは変更される場合があります。最新情報は、各学校・自治体の公式サイト等でご確認ください。

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