STORY
全日制高校から通信制への転校を考えたとき、私が希望したのは「なるべくたくさん登校できる学校」でした。週5コースなら、周りも毎日のように通い、娘も生活リズムを戻しやすいと思っていたのです。ところが学校を調べるうち、「週5」は必ず5日登校する意味ではない場合もあると知りました。実際に通う生徒の頻度にもかなり差があります。コース名だけを見て安心していた私が、学校選びで本当に確認したかったことに気づくまでを振り返ります。
この記事について
この記事は、ママスタコミュニティの投稿者による実体験を参考に制作したフィクションです。登場人物や出来事、会話、時系列などは読み物として再構成しており、特定の一人の投稿者の体験を再現したものではありません。
「週5なら生活リズムを戻せる」という期待
通信制について調べ始めたころ、私はなるべく登校型の学校ばかり見ていました。
一度学校から足が遠のいた経験があるからこそ、
自由度が高すぎる環境ではまた家にこもってしまうのではないか。
本人は新しい学校へ行く気になっていましたが、その気持ちがずっと続く保証はありません。
できれば先生に見てもらえて、決まった時間に家を出る生活を取り戻してほしいと思っていました。
だから「週5コース」という言葉を見たときは、かなり安心しました。
週5日通う子たちが集まるなら、娘も周りにつられて通いやすいだろう。
私はそんなふうに受け取っていたのです。
「週5日通える」と「週5日通う」は違った
ところが、学校を調べていくうちに、「週5」の意味が私の想像と違う場合があると知りました。
ある学校では、週5コースは「月曜日から金曜日まで通える」という選択肢であって、毎日登校することを求められるわけではありませんでした。
週2コースなら通える曜日が決まっている一方、週5コースは登校できる日の幅が広い、という考え方です。
見学でも、最大週5日通える学校と、基本的に週5日の登校を前提としている学校がありました。
パンフレットに同じ「週5」と書かれていても、中身は同じではありません。
それまでの私は、コース名を見ればだいたいの生活が想像できると思っていました。
けれど確認したいのは、「週5という名前かどうか」ではなく、
実際にどれくらい登校する子がいるのか、
休んだときにどうなるのか、
先生がどこまで声をかけてくれるのかだと気づきました。
来る子は来る。来ない子は来ない
転校後、娘は登校できる日は学校へ行き、レポートもなるべく学校で進めるようになりました。
毎週きっちり5日という生活ではありませんが、月で見れば半分以上は登校しています。
登校しない日は、家で過ごしたり、アルバイトへ行ったりすることもあります。
私が意外だったのは、同じような登校コースを選んでいても、
生徒によって通い方がかなり違うことでした。
よく学校にいる子もいれば、ほとんど姿を見せない子もいる。
週5コースを申し込んでも、月に数回ほどしか通えない子がいると聞きました。
反対に、学校で仲間ができたり、活動が楽しくなったりして、
登校日でなくてもよく来る子もいるそうです。
「週5を選べば週5通えるようになる」と考えていた私には、少し拍子抜けする話でした。
でも、コースが子どもを通わせてくれるわけではない。当然といえば当然のことを、入ってから実感しました。
コース名より、娘が続けられる仕組みを見る
今は、娘が毎週5日登校できたかどうかだけでは見なくなりました。
決めた日に学校へ行けているか。
必要なレポートをため込んでいないか。
家にいる日も生活が大きく崩れていないか。
そうしたことのほうが、今の娘には大事だと思っています。
もちろん、せっかく登校型を選んだのだから、できるだけ学校へ行ってほしいという気持ちは今もあります。
ただ、以前のように「週5コースなら週5日通うのが普通」とは考えていません。
学校を選ぶときに知りたかったのは、週5という数字より、その学校で娘がどう過ごせそうかでした。
もしもう一度選ぶなら、コース名だけではなく、
在校生の実際の登校ペースや、学校が登校を支える仕組みまで聞くと思います。
編集部の視点:「週5」の意味は学校やコースで同じではない
今回参考にした投稿では、「週5コース」と呼ばれていても、実際の登校ペースには違いが見られました。週5日通うことができるものの、毎日の登校が必須ではないコースもあれば、多少休みながら週5日通う週が多いケースもあります。
また、同じ週5コースでも、月の半分以上通う生徒がいる一方で、実際の登校は月に数回というケースも紹介されていました。
「週5」というコース名だけでは実際の通い方までは分からないため、登校が必須なのか、本人のペースで日数を調整できるのかまで確認しておくことが大切です。






