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不登校・行きづらさ

学校の集団はつらい。でもアルバイトには行ける、通信制を選んだ息子に見えた別の顔

#ハハノキモチ #仕事・アルバイト

STORY

高校生活になじめず、通信制高校へ移った息子。いじめがあったわけではないのに、同年代の集団の中で過ごすことがつらく、「もう戻りたくない」と話していました。私は、人との関わりが減れば将来困るのではと心配していましたが、息子が始めたアルバイトでは予想外の姿を目にします。学校では黙りがちだった息子が、仕事では自分から質問し、お客さんとも話していたのです。「学校でうまくやれない」と「社会で人と関われない」は同じなのか。私の見方が変わっていった体験です。

この記事について

この記事は、ママスタコミュニティの投稿者による実体験を参考に制作したフィクションです。登場人物や出来事、会話、時系列などは読み物として再構成しており、特定の一人の投稿者の体験を再現したものではありません。

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息子が通信制高校へ移ったあと、アルバイトを始めました。

学校では同年代の輪に入ることさえ苦しかったのに、
仕事の日は自分で支度をして出ていく。

その姿を見て、私は最初、不思議な気持ちになりました。

いじめはない。それでも「高校には戻りたくない」

息子は、全日制高校にいたころのことを「本当にきつかった」と振り返ります。

いじめられていたわけではありません。
大きなトラブルがあったわけでもない。

それでも、同年代が大勢いる教室で毎日過ごすこと自体がしんどかったようです。

私は学生時代、
周りに合わせながらそれなりにやってきたので、
その感覚をなかなか理解できませんでした。

「嫌なことがあったわけではないなら、もう少し頑張れないのかな」と考えたこともあります。

でも、息子にとっては何か一つの原因があるのではなく、
学校という集団の中に居続けることそのものが負担だったのだと思います。

通信制へ移ることが決まったときも、
安心より先に、「人との関わりがもっと減ってしまわないか」という心配がありました。

「社会に出たら困るのでは」が頭から離れない

学校へ毎日通わなくなれば、
人と話す機会も少なくなる。
そうすると、将来働くときに困るのではないか。

私はそんなふうに、学校生活と社会性をほとんど同じものとして考えていました。

息子は同年代の子を前にすると緊張しやすく、
自分から話しかけるのも得意ではありません。

だから、通信制を選んだことで苦手なことから逃げるだけになってしまわないか、と不安だったのです。

そんな息子が、
しばらくしてアルバイトを始めました。

正直、長くは続かないかもしれないと思っていました。
学校で人間関係に疲れていた子が、仕事なら平気だとは想像できなかったからです。

学校では黙るのに、アルバイトでは質問できる

ところが、私の予想とは違いました。

アルバイト先では、わからないことがあれば自分から聞き、仕事について説明を求められれば答える。
お客さんと話す場面もこなしているようでした。

もちろん、急に社交的な性格になったわけではありません。
学校の同年代の集団が苦手なことも変わっていません。

それでも、年齢の違う人がいる仕事の場では、役割がはっきりしているからなのか、人との関わり方が少し違うようでした。

「人が苦手」という一言で片づけていたけれど、
息子が苦手なのは、すべての人間関係ではなかったのかもしれない。
私はそこで初めて、その違いを意識しました。

高校の教室だけで、息子を決めつけない

以前の私は、学校にうまくなじめない姿を見て、
この先も人間関係で苦労するのではないかと考えていました。

でも今は、学校でできなかったことだけを見て、
息子の社会性まで決めつけないようにしています。

通信制で学びながら、アルバイトでは仕事を覚え、人とやり取りする。
息子には、全日制高校で毎日同年代と過ごす以外の形のほうが合っていたのでしょう。

今でも同年代の集団は得意ではありません。
それでも、働く場では自分なりに関われている。

その姿を見ていると、「学校へ行けない」と「社会で人と関われない」は、私が思っていたほど同じではありませんでした。

編集部の視点:学校での姿だけでは見えない、その子の力

学校の集団生活になじめないと、保護者は将来の人間関係や就職について不安を感じることがあるかもしれません。

しかし、参考にした投稿では、学校生活に苦手意識があっても、アルバイト先では自分から質問したり、接客をこなしたりする通信制高校生の姿が紹介されていました。

学校とアルバイト先では、人との関わり方が異なります。

同年代の集団で過ごすことに負担を感じる人でも、仕事の役割や会話の目的がはっきりしている環境では、比較的落ち着いて人と接することができる場合があります。

学校での様子だけを見て、コミュニケーション能力や社会性のすべてを判断することはできません。

通信制高校では、学校ごとに学習スタイルや交流の機会が異なり、アルバイトや学校外の活動と両立しながら学ぶ生徒もいます。

もちろん、アルバイトが誰にでも合うわけではありません。それでも、学校以外にも人と関わり、経験を積める場所があると知ることで、本人の得意なことや新たな一面が見えてくる可能性があります。

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本記事に掲載している情報は、記事執筆時点のものです。日程・費用・制度などは変更される場合があります。最新情報は、各学校・自治体の公式サイト等でご確認ください。

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