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不登校・行きづらさ

「中学のとき不登校になっちゃったからさ」息子が過去を自分から話すようになるまで

#不登校 #ハハノキモチ

STORY

中学で不登校になった息子は、そのころ自分から「不登校」という言葉を口にすることがほとんどありませんでした。私は理由を知りたいと思っても、無理に聞くことはできません。その後、通信制高校へ進み、週2日ほど通えるようになってしばらくしたころ、息子が会話の中でふいに「中学のとき不登校になっちゃったからさ」と話しました。さらに時間がたつと、当時学校へ戻れないと思った出来事まで自分から語るようになります。親が聞き出すのではなく、本人が話せる時期を待つ中で感じた変化です。

この記事について

この記事は、ママスタコミュニティの投稿者による実体験を参考に制作したフィクションです。登場人物や出来事、会話、時系列などは読み物として再構成しており、特定の一人の投稿者の体験を再現したものではありません。

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中学で息子が学校へ行けなくなったころ、
私は何があったのか知りたいと思っていました。

理由が分かれば何かできるかもしれない。
学校へ戻る方法も考えられるかもしれない。

そんな気持ちはありましたが、
本人は自分から多くを話しませんでした。

「不登校」という言葉も、
家の中ではどこか触れにくいものになっていました。

当時は、理由を聞いても分からなかった

学校へ行けない状態が続くと、親としてはいろいろ考えます。

いつからつらかったのか。
何か決定的なことがあったのか。
それとも、ひとつの理由ではないのか。

聞きたいことはたくさんありました。

でも、息子が話したくない時期に聞いても答えは出ません。
こちらが知りたがるほど、
本人が黙ってしまうように感じることもありました。

結局、私は分からないことを分からないまま抱えていました。

その後、息子は通信制高校へ進みました。
週に2日ほど学校へ通う生活になり、
中学時代とは少し違う日々が始まりました。

会話の中に出てきた「不登校」

あるとき、何気ない会話の中で息子が言いました。

「中学のとき、不登校になっちゃったからさ」

私は少し驚きました。

内容そのものより、
息子の口から自然に「不登校」という言葉が出てきたことのほうが印象に残りました。

以前なら、こちらから触れるのもためらっていた言葉です。

しかも、重く打ち明けるような感じではなく、
自分の過去の一つとして話しているように聞こえました。

私は、その場で詳しく聞き返しませんでした。

「どうして今なら言えるの?」と聞きたい気持ちもありましたが、
せっかく本人から出てきた言葉を、
また親の質問で重くしたくなかったからです。

2年たってから話してくれたこと

さらに時間がたってから、
息子は中学時代のことをもう少し話すようになりました。

その中には、「もうこの学校には戻れない」と思った出来事の話もありました。

私は、それを当時知りませんでした。

不登校になっている最中、私は理由を探していました。
何が原因なのか分からないことが不安で、
本人が話してくれれば状況を理解できるのにと思っていたのです。

でも、その話を聞けたのは出来事から2年ほどたってからでした。

本人の中で話せるようになるまで、
それだけ時間が必要だったのかもしれません。

聞き出すより、話し始めたときに聞く

息子が過去のことを話すようになったからといって、
中学時代のことを全部知ったわけではありません。

今でも私が知らないことはあると思います。

ただ、以前のように
「理由を聞かなければ」
「何があったか分からなければ」
と急ぐ気持ちは減りました。

本人が何気なく話し始めたら、そのときは聞く。
話がそこで終われば、それ以上は追わない。
今はそうしています。

あのころの息子にとって、「不登校」という言葉を口にすること自体が難しかったのかもしれません。

今は自分から過去の話をすることがあります。

私はそれを「もう完全に大丈夫になった」と決めつけることはしていません。
ただ、あの時期のことを本人の言葉で話せるようになった。
その変化を、そのまま受け止めています。

編集部の視点:過去の経験を話せるようになるまでの時間

子どもが学校へ行けなくなったとき、保護者はその理由を知りたいと思うかもしれません。

しかし、本人が気持ちを整理できていなかったり、つらかった出来事を思い出したくなかったりして、すぐには言葉にできないこともあります。

参考にした投稿では、通信制高校へ進んで生活が落ち着いてから、子どもが中学時代の不登校について自然に話し始めた様子が紹介されていました。

なかには、当時学校へ戻れないと思った出来事を、数年後になって初めて話したという体験もありました。

親が知りたかったことと、本人が話せるようになるタイミングは、必ずしも一致しないようです。

過去の経験を話し始めたときも、詳しい理由を聞き出そうとするのではなく、まずは本人の言葉をそのまま受け止めることが、安心して話せる関係につながるかもしれません。

一方で、話せるようになったからといって、当時のつらさがすべて解消されたとは限りません。

話したいときには耳を傾け、話したくないことには無理に踏み込まない。本人の今の様子にも目を向けながら、少しずつ理解を深めていく関わり方もあります。

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本記事に掲載している情報は、記事執筆時点のものです。日程・費用・制度などは変更される場合があります。最新情報は、各学校・自治体の公式サイト等でご確認ください。

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